モロッコぶらりひとり旅〜相場とかチップとか交渉とか〜
世界3大ウザい国ーモロッコ
あらゆることで騙し騙され 時たま良い交渉が出来る
経験がモノを言うけれども
モロッコに行く前にこれだけは
これだけは頭に入れたが良いこと個人的ベスト3
①チップ ー空港に降り立った瞬間から闘いは始まっているー
空港の荷物レーンに行く前、エスカレーターの下から奴らは構えています
「お前の荷物はどこだ??」と聞くやいなや
荷物を探してカートに積んで運んでくれます
めっちゃ親切やん!って思うのも束の間
当然のようにチップを請求してきます
勝手にサービス押し付けて請求するスタイル
フライトで知り合った女の子と一緒に行動していたのだが
幸か不幸か彼女は富裕層だったらしく
チップで一人あたり200DH(2,000円くらい)+タバコを渡していたので
私のチップ感覚は初っ端から迷子に
え?え?2…2,000円もあげるものなん???モロッコなにもの??と
現金を持ち合わせていなかったので彼女に習って$20渡すという迷走っぷりを発揮
個人的なモロッコにおけるチップ感覚は
サービスに対して料金の5〜10%
くらいがちょうどいいくらいかなーと
手持ちが少ない時はタバコあげてました(モロッコ喫煙者めっちゃ多い)
気持ちのいいサービスをしてもらったなと思えば色付けてもいいし
これはないわ!!と思ったら少なめでもいいです
②雑貨天国!!主な商品の相場を知っておくべし!!
マラケシュINの人はまず
Ensemble Artisanalに行ってみて下さい!! まじで!!
ちゃんと値札が付いているし一通りの品揃えはあります
少し高めだけどここの価格を基準に交渉すればOKだと思います
「相場少し高めで◯◯やろうが!知っとんぞ!」と
スークのように粗雑なものもなく、品物のクオリティも◎
お店の人は商売っ気はそんなないのでゆっくりじっくり吟味出来ます
工房と繋がってたりレジで商品作ってたりと
実際の制作現場も見れるし個人的には好きな場所です
以下個人的な商品の価格(※あくまでも個人的な見解なので参考までに)
バブーシュ:60〜80DH
ストール:10〜100DH(素材によってかなり幅がある)
食器(お皿):30〜40DH
シガレットケース:15〜30DH
バスケット:70〜100DH
かごバック:100〜120DH
「これはうちのオリジナルだ!」「クオリティが違う!」とか言う人もいますが
ほぼ全て同一工程生産で作られているものです
デザイナーショップとかもあるので
一点物のデザインを求めるならそういう所で買うのもGOOD
マラケシュでオススメ洒落たショップは以下2店舗
ZEN KESH
Instagram
めっちゃめちゃ可愛い雑貨多いので気になった方はInstagram見てみて下さい
Michi+
日本人がデザイナーのお店
カワイイ布地とかも売ってる
カゴバックやバブーシュのデザインが素敵なお店
③始まりは大体定価の3倍の言い値で始まる
どんだけふっかけるんだよおい!!と言いたくなるくらい
交渉スタートの金額から最終的には半分以下で落ち着くという
意味がわからないくらいこのパターン多かった
利益どうなってんのさ君ら
ただ落としてもここまで!と値段をしっかり決めている店も多く
何度か値段言い合ってどうしても折り合いがつかない時はすぱっとサヨナラしてくれます
なんや潔いビジネス!となることもしばしば
「ビンボープライスー!」
「ヤスイヨー!!」
「工房見に来て!見るだけでいいから!おいでよ!」
とかとか、スーク内ではよーーーく話しかけられます
興味があれば話を聞いてもいいと思うけど
買う気がなければ店の中まで入るべからず
お店を出ようとすると買うまで出すまいとおせんぼする奴もいます笑
お金ないし買う気ないけどそれでもいいんかと聞いてから
染織工房とかスパイス貯蔵庫は見せてもらいました
勿論その後「ここ僕の店!」と連れて行かれますが
あとスークでゆっくりじっくり構えて強気に交渉するなら午前中がおすすめ
なぜならば奴らは午後からがエンジンフルスロットルになるから
午前中のゆるーーいやる気のない時間帯はウザさも半減して交渉も楽です
まぁウザい奴も悪い奴もやっぱどこにでもいるんだけど
純粋にすっごいいい人もいっぱいいます
私がマラケシュを訪れた時期はW杯真っ最中だったので
街なかのカフェではパブリックビューイングをしていたり
店番しながら携帯やラジオを繋いでいたりと
仕事そっちのけでみんなサッカー見てます
日本の試合がやってるときは「今1−1だよ!」と声掛けてもらったり
一緒にテレビ見させてもらったりしてました
ブラウン管テレビひっさびさに見たわ